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平和の主人、血統の主人(アベル版)

Writer's picture: Sun Myung MoonSun Myung Moon

皆様が知らなければならないことは、これから、先天時代から後天時代へ、カイン・アベルの時代へと移行するので、新しい歴史を編成する重要な時代に入るという点です。


一秒で世の中が変わる


時代は変わりますが、皆様の暮らす生活環境は変わりません。私たちは、昼と夜の正確な分かれ目に気づかないように、春と夏が一秒で変わることに気づきません。零時前と零時後の一秒を中心としても気づかないのです。きのうときょうは、同じ日のように続いていますが、新しい日へと変わり、時代や世界も新しい時代、新しい世界へと転換するのです。歴史も同じです。先天時代と後天時代が一秒を中心として分かれますが、それをとらえることができないのです。


皆様は習慣性を中心として、きょうもきのうの時間が延長したものと思っています。だとすれば、昔、かつてあった歴史的事実、千年、万年の歴史的価値はどうなるのでしょうか。その千年、万年持続した生が、一秒で変わることに誰も気づかないのです。


この全体の個人的な転換時代、家庭的な転換時代、それから父母を中心とした子女の時代、先祖が出発する時代、それから王と祖父の時代、祖父と父母の時代、父母と夫婦の時代、夫婦を中心として子女の時代へと転換することが、すべて分からないというのです。


目が瞬きする間に先天時代と後天時代が交差するのです。にもかかわらず、それを知らずに暮らしています。皆様は目が瞬きすることに気づいていますか。息をしていることを考えますか。東と西も分かれ、北と南も赤道を中心として分かれています。しかし、南と北、東と西がどこで分かれているのかはっきり分かりません。それを知らなければなりません。同じ一秒と一秒であっても、先天時代と後天時代、上天時代と下天時代、前天時代と後天時代というふうに、天宙次元で違ってくるのです。


皆様。「圓球」という言葉があります。私たちは、「圓球ピースカップ・カインアベル天宙平和連合大会」を開催しましたが、皆様は、宇宙が変わったことに気づきませんでした。天地が一つになることにも、分かれることにも気づかず、天地が分離して堕落することにも気づきませんでした。ー秒の間に世の中が変わっていることを、私たちは知らずに暮らしているのです。絶対信仰の個人的な存在、絶対愛の個人的な存在、絶対服従の個人的な存在も、すべて一秒で分かれることを知りません。


また、陰暦を使うか、陽暦を使うかによって、世界が二つに分かれました。西洋と東洋に分かれたのです。先祖は同一ですが、どのようにして西洋と東洋に分かれ、国と国に分かれ、兄弟もすベて分かれたのでしょうか。これが問題です。


平和の主人


「わたしはアルファであり、オメガである」(ヨハネの黙示録一八)といいますが、そのアルファとオメガの中心は真の愛です。神様は、創造の根本動機であるその核の位置で相対を創造し、一つになろうとされましたが、それがどうなったのでしょうか。堕落しました。血統が一つになって家庭の基盤をつくり上げようとしたのですが、それが果たされず、なくなってしまいました。


アメリカの家庭が神様の家庭と言えるでしょうか。生命の起源である父母の二性性相が分立した一つ一つのものは、何によって一つにならなければならないのでしょうか。愛ゆえに生まれ、愛を通して出発したので、その目的も愛のためでなければなりません。男性独りでは愛することができません。ですから、女性が必要なのです。


レバレンドムーンの思想は平和思想です。レバレンドムーンは平和の主人、血統の主人です。アルファの愛とオメガの愛があるとすれば、過程的な愛とは何でしょうか。この二つが遠ざかれば遠ざかるほど、球形の中を満たすものがありません。隙間さえあれば、空気が通り、水が通り、太陽の光が通ります。


生命の根本要因は、空気と水と太陽の光であり、そのうちの一つでも欠けてはいけません。水がなくても、すベての生命がなくなってしまいます。空気がなくても、太陽がなくても、なくなってしまうのです。皆様はなくならない自信がありますか。


ですから、「神様のもとの一つの家族(One Family Under God)」という言葉はどれほど驚くべき言葉でしょうか!神様の生命の綱、神様の空気の綱、太陽の光がそこに通じているというのです。そのような解釈をしてこそ、感動をもって愛の理想相対を求めることができます。そうでなければ、統一天下が成就されません。


皆様。生命を捧げる覚悟ができていますか。ここに、ウェストポイント陸軍士官学校に通う生徒たちもいますが、国のために死ぬ覚悟をしなければならないことを学んだでしょう。


自分の愛と家庭と一族を破綻させても国を生かさなければならない、それを教えるのがウェストポイントの伝統思想なのですが、そのようなウェストポイントの伝統思想は、今どこにあるのでしょうか。アメリカの伝統思想をどこで見ることができるでしょうか。個人主義であふれているのです。


個人主義の世界は存在することができません。個人主義、家庭主義、民族主義、国家主義、世界主義でも存在することができないので、それ以上を主張するのが天宙主義です。「天宙」の中にはすベての国が入っています。それを指向するのがピースカップ主義です。


すべてのことを教えてくれる教材


神様はモーセに、イスラエル民族を率いてカナンの地に入るように特命を与えるとき、「今から故郷に帰りなさい。カナンの地に帰りなさい!」と言ったのです。そのとき、一人でも契約の箱が通る道に妨げとなれば、その国は根本的になくなるようになっていました。一人が誤れば、全体が誤ることになるのです。


その当時、国の興亡をかけた方策をヨシュアに与え、カナンの三十一ヵ国の民たちは、契約の箱が過ぎいく時に、契約の箱に対して礼を尽くして何度も頭を下げて謝罪し、千回、万回、敬拝をしなければならないのです。そのような姿にならなければ通じません。自分に欲と野望があって屈服しない群れは、根本から取り除かれてしまうのです。ですから、一人が屈服しなくなれば、その一門、その国をなくしてしまうのです。


第二次世界大戦は、英、米、仏と日、独、伊の対決でした。イギリスは母であり、アメリカはイギリスの息子です。フランス(「仏」は韓国語でブル)は何でしょうか。いつでも火事(「火」ほ韓国語でプル)を起こす火鉢に火種が残っているのがフランスです。火種が生きているのがフランスです。英、米、仏に対して、日本、アジアが中心になろうとしました。


蘇生、長成、完成の三時代、旧約時代、新約時代、成約時代を経て、第四次アダム圏の時代に定着できる準備をしたのですが、皆様は、そのみ旨が分かりますか。分からないので、今回このすべてを教える教材を作りました。父母たちは、この教材を子女たちに買ってあげるのです。息子が十二人ならば、父母の本を中心として十三数です。十三冊で教育するのです。「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」をこの本で教えることで、息子と娘が神様と分かれることなく、完全に一つになるのです。


イエス様の十二弟子の不信と猟師の歴史


十二人の息子は十二支派であり、イエス様まで入れて十三数です。十二弟子の前に十三数を見つけることができなかったのですが、十二人弟子がイエス様を否定したというのです。それでイエス様が亡くなられたのではないですか。


そのようにして天地を滅ぼした罪の系統が残り、北極の猟師の歴史へと受け継がれたのです。カイン格である北極の猟師たちは、食べ物がないので、川の流域や平野地帯を占有しました。天の民となる人たちが、そこに住まなければならないのに、最も貧しく暮らしていた猟師たちが、銃を造って占領したのです。


猟師たちは血を見ることを好むのです。狩猟に行く時は四人で出発したのに、帰ってくる時は一人で帰ってきます。あの山この山と移動して回りながら、獣を狩猟して捕まえます。そうしていくうちに、「あいつは危険だ。我々の物を奪うかもしれない」といって殺害するのです。春に殺害し、夏に殺害し、秋に殺害して、狩猟をした獲物を独占します。そうして、生活のために狩猟した獲物を一人で食べます。ですから兄弟もなく、親子もなく、親戚もないのです。


そのように捕まえたあとには、帰らなければなりません。帰ってから、春には農業をしなければならないのですが、猟師が農業をすることができますか。ですから、さらに高い山岳地帯を訪ねたり、一部の人たちは釣り場へと向かうのです。


釣り場には主人がいません。審判の時は動物をすべて審判しましたが、魚は審判しませんでした。それでは、釣り場で魚を捕まえるためにはどうしたらよいでしょうか。スウェーデン、ノルウェーが海賊の基地だったことを知っていますか。


狩猟に行けば、各国の人が集まって最後に一つの国の人だけが残るのですが、その純白人が銃を研究して機関銃まで作ったのです。それがチェコスロバキアです。ヨーロッパの科学文明がチェコスロバキアで始まりました。そのようにして始まったのが猟師の技術です。狩猟に行って、チェコスロバキア人同士が命を奪い合うのです。一頭の熊をめぐって二人が闘うというのです。


猟師とアメリカ


狩猟は誰がするのでしょうか。犬にさせるのです。猟犬を飼って狩猟をするのですが、犬は、おおかみ、虎、ライオンがいれば、直ちににおいを嗅ぎつけて分かります。雪の上の足跡を見たり、臭いを嗅いだりして、熊か虎かが分かるのです。平原地帯では、においを嗅いで、熊か虎か分かります。北極では雪の上の足跡を見て分かるのです。足跡が問題です。熱帯地方では、犬がにおいを嗅げば、ライオンでも何でもみな分かります。


水に生息する獣の中で、アナコンダという蛇は体が大きくて、ライオンや虎、おおかみのような、大きな生きものを、巻きついて食べるくらいです。水の世界で残るのは蛇しかいません。それを知っているので、天が水を中心として審判したのです。このような話は、ただ語っているのではありません。文総裁がどうしてそれを知っているのかというと、天が教えてくれたので知っているのです。


アメリカ人は左利きの人が大勢います。白人には左利きがたくさんいるのです。白人たちは主に猟師をしていたので、銃を持って歩き、担いで歩くので反対側の肩を使うことができません。寝るときも左手を枕代わりにして眠り、左手を中心として仕事をしました。それで、左利きが多いのです。


ニューヨークの中で、最も恵まれた地域がイーストガーデン地域です。湖があり、釣り場があります。そして、鹿やあらゆる動物を育てられる所は、ニューヨークでこの地域しかありません。泉のほとりです。また、ベアマウンテン(州立公園)とは、熊(ベア)が行って暮らした所で、アメリカ東部における中心のマウンテン(山)という意味です。


先生はここを、なぜ釣りの中心本部としたのでしょうか。ニューヨークの沖合では、冬でもストライプトバス(シマスズキ)を釣ることができます。春夏秋冬、いつでも釣りができるのはニューヨークしかありません。ニューヨークなので、魚も盤石の上にいるのです。地球星が壊れても、ニューヨークは残るようになっています。避難所です。長生きする欅(けやき)がある所がニューヨークです。木の中で、種をたくさんもっているのが欅です。


ところで今、民主主義を滅ぼしているのはアメリカです。すべてが個人主義者に変わりつつあります。神様を中心とする理想主義に帰らなければなりません。また、神様は真の愛を中心とする独裁の王です。サタンは悪の独裁の王として世の中を滅ぼしますが、天の国の独裁の王は、三大王権を守って育てていくようにするのです。


神様の故郷の地


イスラエル民族が救世主であるイエス様を捕らえて命を奪いましたが、再臨の主も同じです。第二イスラエルであるアメリカが、宗教圏を中心として文総裁を捕らえて亡きものにしようとしたのです。これからは、先生がやろうとすれば、できないことがありません。アベル国連の看板をつけて進み、真の理想的な一つの家庭、一つになれる家庭を立てるのです。


世界には六千以上の言葉があります。そのような異なる言葉を一つに統合できるのは韓国語しかありません。カナダラマバサアデャチャカタパハ!この文字は、世界のどんな言葉であれ、上からでも下からでも読み書きできます。四方において主人の振る舞いができる言語なのです。そのような文字をもっているのが韓国の民族です。


「東夷族」とは何でしょうか。東方の国の、矢を上手に放っ戦のチャンピオンです。頭が良いので戦に勝ちます。あらゆる戦法を用いて常に勝利するのです。高句麗は、千年王国を築きました。その高句麗がいまだに死なずに韓国で実を結ぼうとしているので、中国が大騒ぎです。「世界平和と言えば、中国とロシアだ」と言うのですが、中国やロシアという国家はあっても、それらは宗教圏を一つにすることができません。中国がロシアと一つになり、二国が協同して宗教圏を迎えなければなりません。私はゴルバチョフ大統領にそのようなことを話し、「神様さえお迎えすれば、モスクワは統一天下の王国となるだろう」と言ったのです。


しかし、モスクワでもできず、北京でもできず、ニューヨークでもできませんでした。ワシントン地域でもできませんでした。すべて失ってしまいました。どこで成し遂げられるのでしょうか。今や残っている所は、一つしかありません。神様を中心とする王権、神様の祖国と故郷の地は、先生の生まれた平安北道定州の地にならざるを得ないという結論が出ました。それが真の父母の地です。


真の父母によって、真の神様も生まれ、真の先祖も生まれ、真の民族も生まれ、真の国家も生まれ、真の世界も生まれて、統一天下の一つの血統にまとめることができるのです。そのようなことを、強制ではなく道理に基づいて行うのです。


祝福の価値が分かれば文総裁に従わざるを得ません。文総裁の思想を理解する世界では、投票が必要ないのです。すべて祝福を受けたというのに、どうして投票が必要でしょうか。


次の選挙が最後だと言ったでしょう。その次は投票がなくなります。文総裁が看板をつけて前進するのです。「私の言うことを聞きなさい!」と言うのです。国連が、言うことを聞かなければ、「闘うならいくらでも闘ってみなさい!」と言います。それは、最下級の水平にすぎません。その水平とは何かというと太平洋の海のようなものです。


太平洋が満水になれば、残れる島はハワイしかありません。そこにはどんな山があるか知っていますか。そこには地球星で最も高い天文台があります。山の歴史から見て、海底から測れば一番高いのです。そこは海抜四千三百メートル以上ですが、海まで含めれば一番高いのです。海底だけでも一万メートル以上あるので、一万四千三百メートルになります。地球星の一番底から山になっているのが、ハワイのコナにあるマウナケアという山です。世界で一番のコーナー、世界で一番遠い所なのです。


そこに私が入っていき、ハワイキングガーデン、ハワイクイーンガーデンを造りました。地球星で最高に高く、一番のコーナーがコナですが、コナで一番良いのがコーヒーです。そこに、最高の品質を誇る、私たちのコーヒー農場があります。文総裁がハワイに歩哨所を造ったのは、四十年前のことです。北朝鮮に行くときも精誠を尽くした所です。北朝鮮の金日成主席のところに行って談判するときも、まずハワイに行って精誠を尽くし、原稿を書いたのです。


ロシアのゴルバチョフ大統領は、韓国語で「均等に縮める」という意味になります。自分しか残っておらず、世界を狭めたり広げたりできるのは私しかいないので、私の言うことを聞きなさいというのです。私の言うことを聞いて宗教を承認したので、ソ連に解放がもたらされたのです。


西欧キリスト教文化圏と東欧キリスト教文化圏の争いが、第二次世界大戦です。一つの兄弟の争いです。ロシアは長子、ヨーロッパは次子、三番目の息子は統一世界文化圏です。歴史の流れと歴史のすべてが、内外の事実と一致するのです。


『統一百科大事典』


先生は、生きた百科大事典として、百科事典にない内容の言葉を使うのです。三分の二以上は百科事典にない言葉を使います。ですから、『統一百科大事典』を作っておきました。録音テーブさえあればよいのです。すべてつくり終えました。ですから、『統一百科大事典』が出ることによって、一つの文化世界が創造されるのです。二つあれば二つの百科事典、三つあれば三つの百科事典、四つあれば四つの百科事典です。そのようになれば、共産圏の百科事典、ロシア百科事典、アメリカ百科事典、インディアン百科事典まで出るようになるのです。


先生はすべてのことを解き明かして、共産圏が何も言えないようにします。「負けました。蘇生的旧約時代も負けました。長成的宗教圏内でも負けました」と言わせるのです。霊界を否定していた共産圏ですが、霊界にいる共産圏の先祖までが降りて来て、「霊界は統一されている」という事実を認めているのに、共産圏は民主世界の宗教圏を握って、王のような振る舞いができるでしょうか。


この中で、祝福を受けて生まれた子女たちは手を挙げてください。皆様は、父と母の愛に同参して生まれた人たちです。父母の血肉を連結できる代表的な人が皆様です。母でもなく、父でもありません。神様の血統を受け継いだということを知らなければなりません。


王となる人たちはもちろん、アメリカの民主主義やあらゆる主義をすべて崩して、二世を中心として父母、祖父、王たちがこの『平和神経』で教育するのです。それが祝福を受けた家庭の訓読会です。


訓読家庭の基準の伝統を受け継げば、一斉に天下が天の国の皇族圏内に入ってきます。そのような教材を作りました。この教材は誰のものでしょうか。皆様の父母の中で、酒を飲み、たばこを吸い、浮気をし、ありとあらゆることをしている人がいるでしょう。彼らをどのようにして救ってあげるのでしょうか。


再びこの本で教育を受けることによって、父母と一つになり、神様の血統を同じ位置で受けたという、同レべルの関係が出発したことになるので、父母に代わる位置に上がっていくことができます。父母に代わる位置に上がるのです。この本で、皆様が主人になるのです。もし父母が誤れば、祝福二世たちが彼らを教育するのです。


今まで分かれていた父と母を、分かれていた民主世界と共産世界を、息子、娘たちがこの教材をもって教育すれば、自動的に統一されます。二世の解放圏が生まれるのです。万民解放の教材として、この本を持っていって教育すれば、その国民は天の国の国民にならざるを得ません。この本は、天の国の教材として作ったのです。


二世が家庭訓読会の指導者


皆様。韓国の幼稚園から小学校、中高等学校を卒業するのです。そうすれば早いのです。韓国の幼稚園を一年、その次には小学校を六年、中高等学校を六年通えば十三年です。高校を卒業し、この本まで知れば、世情に通じるようになります。十三年ですベて分かるようになるのです。


その次に大学と大学院です。カインアベルを中心として、アベル圏として博士コースを経るためには、八ヵ国の本を参考にできる能力がなければなりません。そのような能力がなければ、ハーバード大学の正式な博士コースに入れません。


子女も、八カ月すれば、一年足らずで親の言葉が大概理解できるでしょう。三年もかかりません。二年半でその国の言葉にすべて通じます。三歳になればすべて通じるのです。幼稚園に入って、その時から一つの国の言葉、一つの言語を学ばなければなりません。


母国語が分からない人は天国に入れません。ですから、このような貴い本を、真の父母様が読む原本で実際に作らなければなりません。それが千年、万年残るのです。今後、ダイヤモンドで作った本、または金や白金で原本を作って保管しておかなければなりません。セーヴルにメートルの原器を保管するのと同じです。セーヴルはフランスにありますが、そこにすベての原器が収められています。


アメリカが三十四年間、文総裁を受け入れなかったために滅びてしまいました。イスラエルの国まで第三イスラエルが相続し、第四次アダム圏時代を連結するものをみなつくっておいたのですが、それをボイコットして皆様の思いどおりに生きるのですか。


きょう、二世たちがたくさん集まりました。誰がそのようにしたのですか。今まで誰もできませんでした。ただ一人の人物だけができたのです。このように見るとき、私も心配することがありません。アメリカを離れますが、教材を作りました。これは、皆様の教材です。


皆様の父母が誤ったならば、「お父さん、お母さん、悔い改めてください。私を通して再び祝福を受けなければ、生きる道がありません」と言える皆様にならなければなりません。父母を再び祝福できる教材が出たので、訓読会の祖となるのは皆様しかいません。二世が家庭訓読会の指導者になるのです。


ベリング海峡と日韓トンネル


今まで根が抜かれて空中にぽかんと浮かんでいたロシアと中国が、再び共産主義に戻ろうとしています。そうなれは、ベーリング海峡プロジェクトを放り出してしまいます。べーリング海峡プロジェクトを十年前から発表したのですが、どのようになりましたか。日韓トンネルも日本が妨げています。


日韓トンネルとべーリング海峡計画を、「ワシントンタイムズ」と宗教圏が責任をもって公開し、発表してしまいました。すべて準備して日韓トンネルを掘るのです。日本が掘らなければ、どのようになるでしょうか。


その代替となる島が対馬です。いつでもトンネルを掘ることができます。対馬は、日本本土を中心として長崎県に属しています。自動的に日本の門が開きます。そこから広島、大阪、京都と名古屋の門を開くのです。京都が開けば、東京を中心として門を開き、日本政府の門を開きなさいというのです。


トンネルを掘らなければなりません。トンネルを掘ることが貴いのです。日韓トンネルを掘れば、太平洋まで通じます。日韓トンネルを掘れば、ハワイにまで自由に行く道も開けます。


ハワイは海洋圏北緯二三度、南方を中心として境界線になっているのですが、南北までも私がすべて連結させ、ハワイさえ通ればどこにでも行けるので、どのようになるでしょうか。天下万国に通じる道がすべて開かれるので、べーリング海峡とハワイを中心として旅行できるのです。


韓国の地を中心として、すべての歴史が解かれるのです。祖国光復が成就するというのに、韓国の人は、成就しないと言えるでしょうか。文総裁の教えを受ければ、誰もが「正しいです!」と言います。レバレンドムーンが教える内容を知れば、誰もこの本の内容を否定できないのです。


韓国は神様の祖国


神様の祖国となる国は韓国しかありません。絶対的母国と本郷の地は韓国しかないのです。韓国の神様「ハナニム」は、お一人しかいません。一人の主人を信じてきたこの民族しか残ることはできないのです。レバレンドムーンが神様に代わって一つの王国をつくり、すべてを整理してここに来ました。ですから、その人が願う統一の血族とその人が支持する国が神様の願う国なので、神様が、地上天上のどこでも自由活動することができ、満たされていないものがなく、できないことがないと言える解放された地上天上天国になるのです。皆様も神様に代わって働くことができるというのです。


カインは誰でしょうか。先に研究して基盤を築いた民主世界がカインです。これからはアベルが入れ替わることによって、祖父が孫になり、父が息子になり、兄が弟になって、絶対信仰、絶対愛、絶対服従することができます。その世界のカイン圏はどのようになるでしょうか。神様のように敬い、父母様のように敬い、自分の一族よりも敬うことのできる人は、天の国の眷族となります。天の国に国庫金を納めなければならず、税金を納めなければならず、通行証をもらわなければなりません。そうしてこそ、神様の祖国と故郷が生まれるのです。


そのような所に帰らなければなりませんか、帰ってはいけませんか。今回、すべてを話してあげたのですが、ここから抜け出したければ、「きょうから真の父母は必要ない」と言って抜けなさいというのです。しかし、唯一残っている中心が真の父母、王の中の王です。お一人しかいない神様、神様の位置を、今初めてつかんだのです。不平は言えないでしょう。神様の代わりとして皆様が侍るのです。そして、宗教の看板をすべて外し、国の看板をすべて外すのです。


天国に行く教材


中高等学校で学ぶことができる教材、その次に大学と大学院の教材、その次にその国を中心とする教材です。天の国と地上世界は違うのですが、サタンの宮ではなく、天国にある本来の堕落前のエデンの園で、神様を中心として、真の父母の王を中心としてどうするのですか。分かれた兄と弟の血統を、父母が一つになって処理しなければ、神様も処理できないようになっています。


サタンが神様に代わって骨となり、本体となりました。そのようになったのです。しかし、父母様が神様と一体になりました。体になれるのが真の父母であり、骨になれるのが真の神様です。その精子は死なず、なくならなかったので、神様の胸骨の中に埋められ、今日の真の父母へと受け継がれたのです。


父母がこの教材を準備しなければなりません。幼稚園、小学校、中高等学校、大学、大学院の博士コースまで、十年、二十年かかるかもしれません。その教材を作る費用は父母が出さなければなりません。その教材の費用を出してあげて博士となり、大学院、大学、中高等学校、小学校、幼稚園の先生、どんな教育機関の先生であろうとすべて消化することができます。真の父母の代身者であり、真の師の代身者であり、真の王の代身者にならなければなりません。


この教材で教育を受けた天下の六十五億の人類は、天上世界においても、教材が必要ない人になるので、天国に行くのです。教材を必要とするなら、天国に行くことができません。教材なしで天国に行ける人をつくるためには、父母になった人たちが、幼稚園の教材、小学校の教材、中高等学校の教材、大学の教材、大学院の教材を準備しなければなりません。その教材を買ってあげれば、教材と共に一緒に御飯を食べ、仕事をしなければなりません。結局、そのようにして天下にこの教材が必要なくなるようにするのです。


そのような家庭の一族、一族の七代先祖たちが一つになり、そのような環境をつくれば、地上に神様が喜ぶ家庭の一族だけが残る、そのような国にならざるを得ません。万万世が太平聖代億万歳を叫ぶことができ、神様が解放され、すべてのものが解放される天国こそが、神様の祖国と神様の故郷、私たちの祖国と私たちの故郷であり、それが同じ血統によって綴られていかざるを得ないのです。血統がなければならないという事実は否定できません。ですから、祝福を受けなければならないのです。祝福がどれほど価値のあるものかということを知らなければなりません。教材は、父母の代身であり、統一教会の代身です。


本然の世界になれば、統一教会もなくなります。皆様の家庭で、神様の代身として、先祖の代身として、子孫の代身として、三代圏がこの教材をすべて備えれば、その天国圏が、神様の統治する世界と国家、全宇宙とならざるを得ません。異議があって弁論できるサタン世界の弁護士、検事、裁判長がいるならば、出てきてみなさいというのです。一時間で面食らって追い出されるでしょう。


万事亨通(すべてが順調であること)で一つの結論が出ました。歓迎するなら、手を挙げて十二回万歳しましょう。「どこかに行きなさい」と言えば命懸けで移動できる、自由解放の民族にならなければなりません。


釈放の相続者として、神様の王子、王女となり、その本郷の場である天の国に一緒に行ってあげるのが、神様の家庭の食口ではないですか。この法を守らなければなりません。永遠に従う天の国の憲法が出発してこそ、新しい天国が始まるのです。


きょうからすぐに本を買って、自分のポケットに入れて歩きなさいというのです。これが鏡となり、そこに映る自分の姿が間違いなくそのとおりにならなければなりません。ほかの人になってはいけません。変わってはならず、色が変わってもいけません。父母たちもこの教材を中心として、息子、娘に神様の息子、娘として侍ることができるようにしなければなりません。


真の父母が保証できる人生


東西南北の四方、北斗七星、南十字星を見つめることができ、それを感じる人が、どうしてがらくたのようになって離婚することができるでしょうか。本来、結婚は一度しかありません。革命です。アメリカも革命ができなければなりません。革命を起こさなければならないのです。


このように、真の父母、真の師、真の王、神様までも解放させた主人が保証する証拠的基準、天の国の弁護士が使うことができ、天の国の検事が使うことができ、天の国の判事が使うことのできる、憲法の中の絶対憲法の基準になるので、これに反する法はこの世にないことを知って、そのとおりに生きてくださることを願います。皆様が「そのように生きる」と言うので、先生は感謝して韓国に帰ります。そして、二、三年以内に韓国で、意のままにどんなことでもするでしょう。


日韓トンネルを掘らなければ、韓国がべーリング海峡トンネルを掘るのです。私一人でやっても余力があります。先生が立ち上がりさえすれば、十分にできるというのです。財閥を一遍に一晩で集めることができるではないですか。集めることができますか、できませんか。今に分かるのです。


絶対信仰、絶対愛、絶対服従をするに当たって、自らの名誉も自らの名分もなく、私という種も元手もないのに、何を主張できるというのでしょうか。神様が再びつくることのできる関係的内容がないではないですか。そのような立場において、父母は祝福を受けた息子、娘に、先生の説教集と『世界経典』、『百科大事典』を準備しなければなりません。


共産世界と民主世界の争いを止める材料が、すべて教材になっています。昼も夜も永遠に暮らせる土台になるので、神様は永遠に死なずに生き、神様と私たちの子孫は、永遠に死なずに先祖と共に生きるので、永遠の天の国に共に入るのです。そのように、永遠の世界、天国に行くのが原理なので、天国の民になることは原則なのです。


この時代は「神様霊連世協会」時代


今や、天の国における相続権、代身者の権限を渡しました。父母の代わりに所有権を相続させ、父なる神様が所有していたものまで相続させてあげたので、皆様が訓読会で父母に代わる位置に立ちなさいというのです。師に代わる位置、王に代わる位置にさえ立つようになれば、すべてのことが可能なのです。


先生は国から追われる環境にありましたが、そのように国から追われれば、もっと大きな所に行って、その世界で私が代身者であり、相続者であると考えました。国の大統領の前に行っても、「私があなたに代わる相続者である。あなたは真の父母の代身者、相続者になれなかったではないか。あなたの権限を中心としてすべて売り払って、私と神様に捧げなさい!」と言うことが可能です。それは天の法によって保障されているのです。皆様が、これから必ず覚えておいて、実践しなければならない点を、最後の結論としてお願いしたいと思います。それは、今、私たちが生きているこの時代が、人間の目には見えませんが、摂理的な目で見れば、歴史上最も重要かつ深刻な時だという点です。人類が直面している最大の転換期であり、分水嶺を越えつつある時なのです。したがって、この時代は「神様霊連世協会」時代です。すなわち、「神愛人協会」の時代であり、「天地父母(天一国)協会」の時代です。言い換えれば、人類は今、神様の祖国と本郷を探し立て、完成解放の天国を成就し、永遠の幸福と安楽を享受できる天の特別恩賜圏の時代に入ったということです。


どうか、皆様の心と体を清く保ち、天の召命に応えて、悔いのない「正午定着」的人生を生きることを願います。このような天の願いを忘れずに生きると決心する人は、拍手で歓迎してください。


ありがとうございました。

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